Web デザインの中でとても重要なのはプログラミングの技術ではありません。
やはりデザインということもあって、美術のセンスが問われます。
Web デザインは、コンピュータの仕事の中でも少し特殊で、本来であればプログラミングで新しいアプリを開発したり、ホームページや、プログラミング言語の新しい開発など、全ての共通においているのがプログラミングの技術です。複雑なものを常に求めるのであれば、やはりプログラミングの高度な技術が必要になります。しかし Web デザインはこのように高度なプログラミングの技術を使用するわけではなく、クライアントに喜んでもらえるようなデザインを作ることが最大の目的である、デザインを完成させる技術が求められます。

ですから、 Web デザインはインターネット上で絵を描く仕事と言った方がわかりやすいかもしれません。そのためによく使われるのがイラストレーターなどのデザイン系ソフトです。絵を描くにはそのようなソフトが必要であり絵の具と同じように画面上に色々な色を置いていきます。
しかし普通の絵の具とは違いやはりそこはコンピューターの世界ですからコンピューター上にあったデザインが求められます。
あまり繊細なものというよりも、はっきりとした輪郭、色合いもはっきりとしていて一目でわかるようなデザインが好まれることが多いです。
やはりコンピューターは、0と1で組み合わさった世界でできているので幾何学的なデザインが好まれることが多いです。

Web デザインで成功されている方も、コンピューター独自の長所を理解した上でデザインを完成させていることも多いです。 もしイメージがつかなければ色々な Web デザインの作品を参考して、模写することも良い勉強になります。
もちろん使っているソフトによって若干の違いはあるのでできれば同じソフトを使って、模写をすると良いでしょう。
模写をすることによってだんだんと技術に追いついて行きますからある程度自信がついたところで自分の作品に取り掛かるとスムーズに行くことが多いです。